あれでんぱ。だいありーあねっくすほんかん

ここはあれでんぱ。だいありー(http://d.hatena.ne.jp/actypio/)の別館です。短文ネタの実験場。思ったことを思ったままに。独り言です。

コミケ直前、生田へ

私がコミックマーケットという言葉を初めて耳にしたのは1988年小学4年生のとき。実際に初めて参加したのはそれから10年後。毎回参加するようになったのは2000年になってから。高校、大学時分には同人誌に嫌悪感を抱いていましたが、今ではすっかり同人誌のトリコ。毎回サークル参加してみたいな、と思いつつも休みの融通がきかないため、いつも一般参加。一般参加にしても同人誌との出会い、作家さんとの出会い、お仲間さんとの出会いが楽しくて仕方ない。この楽しい場所にまた今後末永く訪れたいですね。
というわけで、先日のC77第三回拡大準備集会についてのレポサイトによると、米澤嘉博さんのお墓の場所は神奈川県川崎市の生田にある春秋苑とのこと。冬コミまであと2日、設営を明日に控えお墓参りに行ってきました。
夫人の米澤英子さんは、「探してみてください」とおっしゃられたそうですが、昭和33年に日本初の公園墓地として開苑した春秋苑は、20万平方メートル、1万5千区画というかなりの広さ。闇雲に探すのではコミケに地図なしで挑むのと同じように無謀なので、管理事務所で場所を尋ねました。故人の名前を言ったら、コンピュータで調べてくださり、すぐにわかりましたよ。
管理事務所から徒歩7分くらい、苑の北側にありました。確かに他にも米澤姓のお墓があるので、注意が必要。
正直、米澤さんとは面識もなく、コミケでも生で姿を見たことは、なかったかと思います。しかしながら、コミックマーケットという場所を作りあげてくださったことに、本当に感謝しています。私もお供えに缶コーヒーを1本。今回の冬コミも無事終了しますように。


小田急生田駅の南口から管理事務所(正門)経由だと徒歩30分、北門経由だと徒歩15分。いずれも駅から断続的に上り坂が続くのでちょっとつらいですが、コミケの予行だと思えばなんともない(笑) 送迎バスもあるようです。緑の多い小高い丘の上にあり、見晴らしもよい場所です。
ちなみに、南口の階段を下りて右が春秋苑方面ですが、左は米澤さんの母校、明治大学生田校舎方面です。