2年B組仙八先生
ここをいつも見てくれている方にとって、「○年○組○○先生」といえば、東京の下町にある桜中学を舞台とした「3年B組金八先生」を思い出すでしょうが、その桜中学を舞台とした作品として、他にも「1年B組新八先生」「2年B組仙八先生」「3年B組貫八先生」、そして番外編として「東中学3年5組」なんていうのもあります。新八には生徒役で岩田光央さん、仙八には(後期に)先生役で川口雅代さんが出てました。
そのうちCS放送のTBSチャンネルで、2年B組仙八先生の放送があるというのでみてみました。リアルタイムでの放送は金八先生第2シリーズ後の1982年4月から83年3月までの1年間。
桜中学シリーズとしてタイトルは知っていたものの実際に見るのは初めて。脚本は金八の小山内美江子さんではありませんでしたが、金八と同じ桜中学が舞台ということで、君塚校長や野村教頭、事務や用務の人がいたり、大森巡査が巡回してたり。金八っつぁんやカンカンら一般職員がいないのは、暗黙の了解となっている、「職員室のシーンで映っていないところに、他の学年の先生の席があるから」なのかな? オープニングもゴミ出しおばさんや金髪ジョギング美女、土手を滑る子供など、お約束を踏まえてました。
肝心の物語、今回放送された第1話と第2話は「教科書なんか焼け(前・後)」・・・山の手の中学校から転任してきた仙八先生に反抗して、荒川の土手で教科書を焼く2年B組の生徒。大森巡査に見つかるものの、駆けつけた仙八先生とマドンナのアンコ先生が、阻止して、生徒たちを逃がす。教科書を焼いたのには理由があるのだろうと、翌日仙八先生は生徒ひとりひとりに個人面談をおこなう・・・。
最近の金八シリーズみたく派手さはないけど、中学生時代は流されるままおっとり過ごして来たボクにとっては刺激的な内容ですね(笑)。
なんていうか、演技が仙八先生も生徒もみんな学芸会っぽいのがなぁ・・・。仙八先生もその情熱は伝わってくるのですが、うーん。
ちなみに、仙八先生役はさとう宗幸さん、生徒役にはシブガキ隊の3人もいますよ。