姫路市営モノレール見学
麗しの姫路! 手柄山の洞窟に幻のモノレール車両は実在した!!
ギャガーン! というわけで、1960年代の日本高度成長期時代、路面電車に替わる未来の乗り物として日本各地で計画・建設されたモノレール。計画倒れも多かったと聞きます。まあ、ドリーム交通など建設されても欠陥のため1年ちょいで運行休止なんて残念な結果になってしまったものもあり、規格が乱発されてた時代の被害者なのかしら?
この姫路市営モノレールも日本でも数少ないロッキード式で、地方博の走りである姫路大博覧会に合わせ、1966年に姫路―手柄山間1.6kmが建設・開業されましたが、さまざまな要因で8年後には運行休止、それから5年後に廃止になってしまいました。ところが高知福岡幸か不幸か車両は、外部と遮断された旧手柄山駅・検修庫の中に放置されていたことから、日の目をみることができ、隣接する水族館と一緒に2011年にリニューアルした上での公開が決定。今日11月15日の1日限定でこの車両が一般公開されるということで、遠路はるばる姫路まで見に行ってきました。初上陸。
以下40枚姫路市営モノレール関連画像↓
- 大将軍駅
- 公団高尾アパート内の駅。低層階にホテル等商業施設、中層階に駅施設、高層階にアパート。今見ても先進的。駅部は駅名標が残っていたり、鳩のスクツだったり、落書きされてあったり。しっかし、駅の入口はどこだったんだろう?
- 手柄山駅&展示会場サンクンガーデン
- 35年ぶりに太陽の下へ。ずっと屋内にいたからか35年を物ともせず綺麗。「新快速(223系?)に似ている」「現代にも通用するデザイン」なんて声もちらほら。10時からの工事概要説明会に参加しましたが、人多すぎ&スピーカーの出力不足で聞き取りづらすぎ、というか聞こえない。