あれでんぱ。だいありーあねっくすほんかん

ここはあれでんぱ。だいありー(http://d.hatena.ne.jp/actypio/)の別館です。短文ネタの実験場。思ったことを思ったままに。独り言です。

茶しんのイタリアン

というわけでこっちが本題。京都市営地下鉄+京阪京津線経由で石山駅に出て、事故により40分遅れで運転中のJR琵琶湖線米原駅で乗り継ぎ、長浜駅下車。
米原駅を出てからは車窓左手にまんまんと水を湛える琵琶湖が見え隠れし、足がそっちへ向かいそうになりますが目的はそれじゃない。東口からハイカラな長浜タワーが目立つ、懐かしい感じの商店街を、湖国バスの6E車にモエモエしながら5分ほど歩き、着いたところは茶しんという食堂。このお店の名物、イタリアン焼きそばを食べるのが目的。
新潟のイタリアン好きとしては、滋賀長浜のイタリアンも食うべきだろう、ということで訪問。
新潟のみかづきやフレンドのようなファストフード店を想像していたので、所謂大衆食堂然とした店構えが新鮮。年季の入った茶色い外壁にサッポロビールの看板、らせん階段と脇に立つ「Gaia大地」の像がいい感じ。
食券式だということですが、席に着いた後店員さんに声をかけ、代金先払いで注文したのは普通盛りのイタリアン焼きそばとホワイト餃子1人前。
程なくして調理場からいいにおいにワクワクしながら、待つこと数分。出てきたイタリアンは細麺のソース焼きそばにミートソースがかかったもので、お皿や盛り付けはフレンドのイタリアンに似ていますが、味は全然違うもの。細麺ということもあり、とってつけてミートソースを盛られたフツーの焼きそばを食べてる気分。まあ、こういうイタリアンもありかな、と。
遅れて出てきたホワイト餃子は1人前10個で食べきれるかどうかと心配になり、注文の際店員さんに相談したりもしましたが(笑)、1個が小さいこともあり、難なくいただけました。
イタリアン+餃子という組み合わせでフレンドみたいのを想像しましたが、前述の通り1個1個が小さくて丸く、皮全体が分厚くパリパリであり、焼き餃子ではあるものの、揚げ餃子なみたいな歯ざわり。にらとにんにくの風味が効いていて、なんだかにらまんじゅうを食べている感覚。
11時半頃入店した際には先客が1名いるだけでしたが、お昼に近づくにつれ、細長い店内は多くのお客さんで賑わうように。私と同じくイタリアン焼きそばとホワイト餃子を注文するかたが多いようですが、カツ丼やトンカツ定食を注文する方もちらほら。それらも名物のようで、今度訪れるときにはぜひ食べてみたいですね。……ってまたイタリアン焼きそばを頼んじゃうんだろーけど。
カツ丼やトンカツはどこでも食べられるけど、イタリアンは基本的に新潟か滋賀でしか食べられないし、ねぇ……。