あれでんぱ。だいありーあねっくすほんかん

ここはあれでんぱ。だいありー(http://d.hatena.ne.jp/actypio/)の別館です。短文ネタの実験場。思ったことを思ったままに。独り言です。

1年9ヶ月ぶりに全線踏破

まげびんわいどやずばずばむ、そしてこのあれでんぱ。だいありーの初期を知っている方は、私が東海道線大船駅と夢の国横浜ドリームランドを結んでいたモノレール、ドリーム交通モノレール大船線、通称ドリモノに入れ込んでいたのはご存知でしょう。
1966年5月2日に開業し、車両の重量に橋脚の強度が耐え切れず、ヒビが入るなどしてわずか1年5ヵ月後に運休した不運のモノレール。この高度成長期の姉歯物件は、復活が予定されていたため、「廃止」ではなくあくまでも「休止」という扱いで21世紀になっても健在でしたが、様々な事情により2002年8月に廃止が発表、2003年9月頃から撤去が開始され、2005年末にはほとんどの構造物は撤去されてしまいました。
私がこのモノレールに興味を持ったのは1997年のことですが、廃止が決まった2002年頃からは毎月1回はモノレール沿いを散策していました。しかしながら撤去が完了してからは、トンとご無沙汰でした。
・・・と、いうわけで2006年8月27日以来、1年9ヶ月ぶりにドリモノ跡地を散策してきました。大船駅付近や宇田川沿いの軌道跡地はすっかり宅地化されていました。確認できた遺構といえば、大船駅付近に唯一残る橋脚と、長尾台から玉縄にかけての橋脚番号の看板くらい・・・あと僅かながら残る管理会社だったドリーム開発の看板と、ドリームランド駅の臨時用(?)階段。沿線も宅地化や建て替えが進み、見違えてしまいましたが、それでも、玉縄地区やウイトリッヒの森は以前と変わらぬ自然が残っていました。
玉縄地区は軌道跡地の宅地化に対する反対運動も起きているようですが、個人的意見としてもこの自然は残して欲しいなぁ、と。
以下、ドリモノ跡地&横浜薬科大学図書館棟*1画像18枚↓

*1:旧・ホテルエンパイア